柚木沙弥郎さん「life・LIFE」展

先日PLAY! MUSEUMで開催された「life・LIFE」展に行ってきました。テーマは、「くらし」と「人生」。染色作品、版画や絵画など、70年を超す創作活動を今も続けている柚木沙弥郎さん(なんと99歳!)。展示された作品はどれも自由でユーモラスで、柚木さんの好奇心やいのちへの温かい眼差しが伝わってきます。色とりどりの空間の中で、わくわく、そして、日々の暮らしへの愛おしさを感じました。

展示されていた宮沢賢治「雨ニモマケズ」の絵本の原画作品の中にあった柚木さんの言葉。「どんな暗闇の中にもきっと澄んだ明るさはある。それが賢治さんの四次元の世界なんだ。そのことに気がついたとたん 進め進めという励ましの声が聞こえてきたので 私は楽しくこの絵本を描くことができたのです。」

セッションをとおして、心の暗闇にあるそんな澄んだ明るさをクライアントさんと一緒に見つけていきたいなと思います。

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