感情と体のつながり

先日放送されたNHKのサイエンスZEROの特集が「感情の科学 “体”とつながる心の世界」でした。怒り、悲しみ、喜びなどの感情と体の関係です。心拍数が上がる、血圧が上昇する、空腹、疲れなど内受容感覚(身体の状態を認識する感覚)を伴うからこそ、感情を認識できるとのこと。心拍数が上がって緊張を感じる、頭にかーっと血が昇って怒りを感じる、恐怖で身体が固まるなど、感情にはなんらかの体感覚がくっついてます。

思いは抑圧したり紛らしたりすることができても、感情や感覚のコントロールは難しいと思いませんか。怒りを表に出さないようにはできたとしても、怒りという感情の発生を止めることはほぼ不可能です。セッションでは、この感情をとっても大事にしています。感情、感覚を入口に潜在意識(自分では気づいていない意識)にアプローチしていきます。

あの人は感情的だ、感情に振り回される、などあまり良くないもののように使われることもある感情ですが、身体からのメッセージであり、自分の状態(不調)に気付ける大事なものです。番組では、自分の感情に気付きにくいほど慢性痛が多いことがわかったという調査結果が出てました。自分の感情に気づき、身体を休める、自分を理解するなどを日々できたらと思います。

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